キャデラック、高性能CTSーV
※http://azby.fmworld.net/gpp/cs/article/744851/から引用
※http://clicccar.com/2015/01/02/284571/から引用
※http://motorcars.jp/gm-japan-super-sports-sedan-of...から引用
今回のCTS-Vはミドルセダンである[CTS」を
ベースにとして、専用チューニングをし、高性能スポーツセダンと
して誕生したのだ。
エンジンは、スーパーチャージャー付きの6200ccで
V8のOHVとなっている。
前のモデルから、比べてコンパクトになり
高効率なスーパーチャージャーを搭載している。
今回、より小径のローターの仕様で最高回転数を上げると共に
低回転数から、ブーストを発生させる事が出来るようになったのだ。
シリンダーも内圧のアップや出力を向上させる為に
アルミニウム製、シリンダーヘッドは強度を高めると共に
熱処理の効率も一段と改善しています。
軽量になったチタン製の吸気バルブも
このエンジンの特徴になっているのだ。
この技術の向上により、CTSーVの
最高出力も、649馬力になり
最大トルクも855Nmを発生している。
トランスミッションに関しても、8L90型と呼ばれる
トルコン式8段ATになっており
各ギアのステップを小さくする事によって
最適なエンジン回転数を維持している。
シフトパドルで手動変速も可能で
デュアルクラッチ式ATに匹敵する
シフトレスポンスとトルコン式ATのなめらかに
なっていて、洗練された変速を両立していると言えるだろう。
足回りにも力がい入っている、CTS-V
※http://newcarinfosite.com/foreigncar/gm/cadillac/c...から引用
※http://newcarinfosite.com/foreigncar/gm/cadillac/c...から引用
足回りにも、かなり大幅な改良がされていて
フロントサスペンションでは、レスポンスを高めて
横方向のコントロール性を改善する為、よりレートの高い
スプリング、スタピライザーも硬めを採用している。
ダンパーでは、ダンピングレスポンスを40%
向上させており、磁性流体式の第3世代
「マグネティックライドコントロール」で
路面状況に応じ、4本のダンパーの減衰力特性を
個別に制御する事が可能になっているのだ。
そして、可変アシスト機構が付いた電動パワーステアリングでは
システム剛性を14%まで高め、ステアリングの精度を向上
させる事が出来て、ドライバーに対してもフィードバックを
高めたのだ。
コーナー脱出時のトラクション性能を、より高める為に
「エレクトロニック・リミテッドスリップディファレンシャル」を
標準装備したのだ。他には、プロペラシャフトの大型化により
急加速になった時でも、駆動輪の上下振動を抑制してくれるのだ。
あと、エンジンコンパートメントのVブレースやストラットタワーブレース
の採用で、通常のモデルよりもボディー剛性が20%強化していて
正確なハンドリングを実現している。
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空力性能もしっかり考えられてる、外装パーツ
※http://e-nenpi.com/article/detail/261401から引用
※http://autoc-one.jp/cadillac/ats/launch-2276087/から引用
※http://www.cadillacjapan.com/cts-sedan/model-overv...から引用
エクステリアでも、前のモデルとは大きく違い
カーボンファイバー製のボンネットでは
エンジンルーム内の熱気を逃がして、ラジエーターを通った
空気を車体上部に流していく事で、高速走行での揚力の発生を
軽減する事が出来る、エアアウトレットを採用している。
幅広な19インチタイヤを収める為、拡大したフェンダーも
CTSーVの特徴ではないだろうか。
フロント周りでも、多くの空気を取り込む為
ラジエーターグリルの開口部を拡大して、メッシュパターンの
デザインを変更した。
さらに空力性能を高める為に、フロントスプリッターに
ロッカーモールディング、リアスポイラーを採用した。
他にも、コンポジットエクステンションや、高さのある
ボディーカラードリアスポイラー、専用形状にフロントスプリッター
フードベントトリム、リアディフューザーなどからなる
「カーボンファイバーエアロパッケージ」も用意。
価格は2種類あり、1330万円~1470万円
今回のCTS―Vは高性能モデルとはいえ
ここまで念入りにやってるのが、一目瞭然でしたね。
特に足回りは、徹底しているのが印象でした。
最近のアメリカ車は、ヨーロッパの作りを
意識しているような感じもします。
やっぱり、今までのアメリカ車作りでは
ヨーロッパ車の人達を取り込めないと
思ったのでしょうか?
高性能車なんかは、イメージとしたら
ドイツ車の、AMGやMやR、RSを意識しているようにも
思えますよね。でも、こういう高性能車が
ドイツ車だけではなく、アメリカ車からも
対抗馬として、来るのは非常に面白い市場にも
なってきますので、良い事だと思います。
CTSーVはドイツ車の高性能モデルと比較してしまうと
目立たない、存在かもしれませんが
これは、これで面白いと思うので
もっとピックアップされてもいいのでは?
と思いましたね。
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