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福島の子供達の甲状腺がん
※http://www.med.shimane-u.ac.jp/hospital/cancer/?p=...から引用
ニュースでも流れていた、福島県の子供達の多くは
甲状腺がんを発症しているという事実。
普通は子供が甲状腺がんになるのは、100万人の中から
1~2ぐらいしかならないと言われているのに
福島県の子供達はその確率を多く
上回り、甲状腺がんを発症しているのだ。
2011年の10月から甲状腺の検査を始めており
その後の2015年8月発表で137人の子供達が
甲状腺がん、また疑いがあると診断されたのである。
104人が手術をして確立で言うと99%小児甲状腺がんとなっている。
「甲状腺がん 症状とは」
甲状腺がんと言うのは20代~50代になる
がんで、女性が高い確率でなる事が多いです。
甲状腺がんは、色々な種類があり4つに分けられています。
「髄様がん(ずいよう がん)」
髄様がんの中でも1/3が遺伝子の異常によってなる
遺伝性のがん。
甲状腺がんの1~2%の割合です。
「未分化がん」
未分化がんでは、高齢者の方に多いと言われており
また、進行も進むのが早いがんです。
甲状腺がんの中で2%の割合とされています。
「濾胞がん (ろほう)」
肺、骨に転移します。
これも進行が早いもので、早期発見で治療すれば
生存率が高くなる、がんと言われています。
甲状腺がんの8%の割合となっています。
「乳頭がん」
死亡する事は少ないと言われている、がんですが
頸部リンパ節に移転あるとされていて
甲状腺がんの80%の割合とされており
進行度合いも、ゆっくりと進むがんです。
甲状腺がんというのは、首が腫れる以外では
自覚症状を感じにくいですが、悪化していくにつれて
声がかれたり、喉に異物のような違和感や
首のしこり、そして呼吸困難の症状があります。
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「甲状腺がんの検査とは」
甲状腺の検査の方法としては色々な方法があります。
CTではがんの広がり具合を見たり
臓器に移転してないか検査します。
MRIでは、がんの広がり具合や臓器へ移転してないかを検査します。
エコーでは、しこり大きさの見たり、甲状腺の周りを検査します。
シンチグラフィーは、しこりの大きさや甲状腺機能や
がんの再発を検査します。
「甲状腺がんの手術とは」
甲状腺がんの治療は、基本的には手術となりますが
がんの広がり具合や種類の内容によっては
放射線治療や薬での治療といった事もあります。
手術になった場合では、手術のやり方も色々あり
どういう状態かで、変わってきます。
葉切除術では、甲状腺の片側を切除する手術となります。
亜全摘術では、甲状腺の2/3以上、切除する手術となります。
全摘術では、甲状腺全てを切除する手術で
全手術で甲状腺の周りのリンパ節に進行が見られる場合では
リンパ節も切除します。
だが、手術する部分が広いと、それに伴い
合併症の症状が出てきやすい事も事実です。
「合併症では」
甲状腺機能の低下でホルモンが分泌し不足してしまいます。
上皮小体機能の低下で血液の中のカルシウムは不足し
甲状腺ホルモンも低下し
上皮小体機能の低下では投薬治療で対処します。
「そもそも、甲状腺がんの原因とは」
甲状腺がんの原因は、現時点では、解明されていません。
ただ、巷で言われている原因では
海藻などの摂取量が、多かったり、逆に少なかったりとの
原因も考えられると言われています。
また今回のニュースでも取り上げられましたが
東日本大震災で起きた、放射線で受けた被ばくでは?
とも言われています。
甲状腺がんは、進行が遅く早期に発見すれば
体に対する負担も少なくすみます。
今回の報道でも、0歳~5歳までの子は甲状腺がんに
なっていませんが、それ以上の年齢になっている子供達は
事実、甲状腺がんになっているのです。
今の所は放射能、被ばくの影響で甲状腺がんになったとは
されていません。
むしろその影響とは関係ないと言っている医者もいます。
だが、福島県の子供たちに多い甲状腺がんは、放射能や被爆の影響で
甲状腺がんになってしまったと思ってる人達は少なくないでしょう。
今後、色々と調査されていきますので、どういう結果になるか注目です。
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